食事は体を内側から温めて「気」を補うことができます。食物には体を温める「陽性」と体を冷やす「陰性」があると言われています。夏野菜はカリウムが豊富に含まれ、利尿作用を促して体の熱を放出するという働きがあります。熱中症予防などには大変効果がありますが、摂りすぎるとバランスが「陰」に偏ってしまい必要以上に体が冷えてしまいます。また、ダイエットや単品料理などもバランスが崩れやすいのでバランスよく摂ることを心がけましょう。食べ過ぎも冷えの要因になります。食べ過ぎると消化のために血液が胃腸に集まってしまい他の器官への血流が滞ります。食べる量は「腹八分目」が目安です。よく噛んでゆっくり食べることで食べ過ぎを防ぎましょう。