株式会社ダイヤテクニカ

特別養護老人ホーム
アンブル宝町


施設長:大門美恵様


◽️施設長様へのインタビュー


Q.導入に至る経緯、導入の決め手はな何ですか?

利用者様が生活していくうえで冷えや運動不足は常に課題になっています。高齢になればなるほど筋肉の量も細くなり、歩けなくなると認知症が進んだりすることもあります。その老化の速度を緩やかにできるものはないかなということを常々思っていました。強弱やテンポにおいて様々な治療器と比べて導入しやすいかなと感じたことがきっかけでした。

Q.どのうように利用していますか?

ドドンパライフとハーフドームは組み合わせた流れで利用してもらっています。実際に利用の対象になっている方は、食事ができて活動的な方です。特に夜徘徊してしまう方は、日中運動することにより夜ぐっすり眠ることができるという方もいらっしゃいます。

また、事務所が自動ドアに近いところにあることもあり足元が寒く、女性スタッフ、男性スタッフとも冷えがあるので、職員の福利厚生にも利用していきたいと思っています。

月に1回「いきいき交流会」というイベントを行っています。50名程の地域の方々を対象に、ランチビュッフェを中心に、午前、午後にわけて健康体操やマッサージ、ネイル、大人のぬりえなど、各部屋にわかれてレクリエーションを行っています。その中のひとつにドドンパライフとハーフドームの部屋を設けて体験してもらっています。

Q.ご利用者の反応はどうですか?

「気持ちがいい!」「体に良さそう!」「体が温まってリラックスできました」などの声をいただいています。そういった方に「今日はぐっすり眠れそうですね!」と声をかけると非常に喜んで帰られます。使い方もスタッフが教えたり、ご利用者様どうしで教え合ったり、またそんな時に体温の大切さなどを世間話のようにおこなえる憩いの場になっています。

Q.具体的な効果はありましたか?

便通が良くなったという人がいます。高齢になると押し出す力が弱くなり便秘に悩む方が多いです。ドドンパライフ、ハーフドームを利用することによりお腹が動くようになったことが要因だと思います。まだまだ具体的な症例は少ないですが、高齢者なのでドドンパライフで運動して、ハーフドームで癒されて、部屋に戻って眠るというだけでも日常の良い刺激になっています。

Q.スタッフの方の反応はどうですか?

スタッフも癒されています。特にハーフドームに入ると自分が冷えていることに気づくようです。仕事がら立ち仕事が多く、自覚症状はないのですが冷え性のスタッフが多いようです。私も時間があるときに利用しているのですが、体が軽くなりますね。体を温めてからドドンパライフに乗ると肩や首が楽になります。もともと体育会系なので体の変化には敏感なのですが、これらの機器は非常に効果的だと感じています。他のスタッフにも積極的に利用してもらい、ご利用者様にインフォメーションできるようにしたいと思います。

Q.施設としてのメリットはありますか?

健康の維持増進にはハードとソフトの面があると思いますが、他の機器に比べてシンプルで効果的だと思います。ハーフドームについては抗菌加工されているので細かい心配がいらないので気に入っています。例えば利用者が交代で使用するときに、その都度消毒をするのはなかなか難しいです。ドドンパライフも裸足で乗りますが、表面がゴムになっているので少し汗をかかれてもすぐに乾くのもいいですね。あとは利用者様の介護度が改善されていけば更に外に向けてアピールできると思います。

Q.今後の課題はありますか?

利用者の感想も大事ですが、やはり数字としてデータを取りたいですね。数字として残してご家族様に提示できるようにしていきたいと思っています。そのためにはどうしたらいいか、いまスタッフで検討しているところです。

◽️理学療法士の方へのインタビュー


Q.具体的なデータは出ていますか?

ドドンパライフを約2ヵ月間利用いただいた方の浮腫みのデータを取りました。膝蓋骨(膝の骨)から15cm下がったふくらはぎを毎日同じ時間に計測をしました。(※グラフ参照)浮腫みが解消されていき、左足は34.7cmから22.7cmに変わっていきました。途中、利尿剤の使用がありましたので、このあたりは今後のデータ取りで突き詰めていかなければいけない部分ですが、1ヵ月で約12cmの変化がありました。これだけ変化があると関節が曲がりやすくなり、座ったり立ったりする動作が楽になっていました。今回の対象者は特養の利用者ですが、特別にほぼ毎日座った状態で足だけをドドンパライフに乗せて測定しました。

【被験者】女性(97歳)

【介護度】要介護3

【機 器】ドドンパライフ(音波振動運動器)

【方 法】車いすのままドドンパライフに足を乗せて下半身コースで10分利用。

【計 測】毎回午前9:3010:00以内に下腿周径(膝蓋骨下縁より15cmを計測。

【結 果】23日間の利用で右足12.1cm、左足9.5cmの浮腫みの回復が見られた。

 ※1024日(木)から利尿剤使用(ラシックス服用開始)


Q.今後の利用計画はありますか?

デイサービス内に設置し、デイサービスご利用者様の使用を中心に考えています。それは理学療法の文献などを見ると骨粗しょう症が振動刺激により改善したという事例も掲載されているからです。特養の方にもご利用いただけるようにと思っていますが、立位保持(10分間)ができる方が少ないのが現状です。ただ、文献などを見て筋力強化や関節運動というところは実感していますので、あとは利用者様に合った使い方をしていくかを考えているところです。まずは立位保持がしっかりできるデイサービス利用者様に使ってもらいデータ取りをしていく予定です。また、座位での利用や立位で膝の屈曲角度によってターゲットになる筋肉が違うので積極的にデータ取りをしたいと思います。